今年の夏はとにかく暑い。連日35℃超の猛暑が続き日中外を歩き回るのは狂気の沙汰。その中で撮り溜めた写真を一挙公開します。植物、野鳥、昆虫、いろいろ撮りましたが撮影者の他はみんな元気でした。
撮影日:2024年7月10日 「荒川河川敷に咲くハキダメギク(掃溜菊)」
キク科コゴメギク属の一年草で道ばたや庭などに生える雑草。熱帯アメリカ原産で、日本では帰化植物のひとつ。牧野富太郎が発見した場所にちなんで命名したらしいですが、何ともかわいそうな名前を付けられたものです。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
撮影日:2024年7月17日 「トンボエダシャク」
シャクガ科に属する蛾の仲間でその幼虫は「シャクトリムシ(尺取虫)」と呼ばれます。腹部の形状がトンボを思わせるのでこの名が付けられたらしい。成虫は昼行性で花の蜜を吸います。同じ蛾の仲間でも夜に電灯の光に集る種類とは異なりますが、見た目はやはり蛾ですね。
撮影日:2024年7月17日 「アカボシゴマダラ」
タテハチョウ科に属するチョウの一種で、東アジアの広域で分布しています。日本に生息するものは「特定外来生物」に指定されていて中国大陸タイプの系統のようです。日本には1990年代以降に突如出現したことから蝶マニアによる人為的な放蝶(ゲリラ放虫)の可能性が高いといわれています。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
撮影日:2024年7月19日 「ウチワヤンマ」
名称に「ヤンマ」と付きますが、ヤンマ科ではなくサナエトンボ科です。ヤンマ科は頭部の複眼が接していますが、サナエトンボ科は複眼が接していません。また長時間飛行するヤンマ科に比べ、サナエトンボの仲間はある程度飛翔したらすぐに止まって休むことも特徴となっています。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
撮影日:2024年8月12日 「アメンボ」
アメンボ(漢字表記は水黽、水馬、飴坊、飴棒)は、昆虫綱半翅目アメンボ科の総称です。名称の本来の意味は「飴棒」で、「飴」は、臭腺から発する飴のような臭いに由来し、「棒」は体が細長いことからと言われており、「雨」と関連付けるのは間違いのようです。足先の毛だけを水面につけて、毛が水を撥く表面張力を利用して水面に浮かびます。またアメンボの仲間は全て肉食で、水面に獲物となる小動物や死骸が落ちると、すばやく接近して前脚で捕獲し、針のように尖った口器を突き刺して消化液を注ぎ込み、溶けて液状になった体組織を吸汁するそうです。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
撮影日:2024年7月28日 「ツバメふたたび」
7月18日に公開した「降りてきたツバメ」の続編です。荒川河川敷に設置されている鉄パイプ製の柵に止まっていたツバメです。フレンドリーな性格なのか、かなり近くに寄っても逃げなかったので慌てずに撮影することが出来ました。
撮影日:2024年7月21日 「池の上を飛ぶツバメ」
飛んでいるツバメは中々撮れないのでこの程度でも公開しちゃいます。
撮影日:2024年7月23日 「池の水を飲もうとするツバメ」
ツバメは飛びながら池の水をすくい飲むという飛行技術を持っています。くちばしが水面に着く直前を捉えたものです。作品としてはもう三歩ぐらいですが珍しい写真なので公開します。
撮影日:2024年7月28日 「池の水を飲もうとして失敗して水浴びをしてしまったツバメ」
ピントが全然合ってませんが参考写真としての公開です。タイトルは想像ですが、ツバメは普段水に潜らないので珍しい写真だと思います。いつかピントぴったりで撮りたいです。
撮影日:2024年7月29日 「土手の斜面に咲くニホンハッカの白い花」
ニホンハッカ(漢字表記は日本薄荷)は、日本在来のシソ科ハッカ属の多年草。通称では和ハッカ(和薄荷)、国外ではワシュハッカ(和種薄荷、Japanese peppermint)と呼ばれている。単にハッカ(薄荷)ということもあるハーブの一種。アジア東部の原産といわれ、日本全国に分布する。古くから胃腸薬や鎮痛薬、香料として使用されてきた。秋の開花期に、茎葉を刈り取って陰干しにしたものが薄荷(はっか)と称する生薬、葉だけのものは薄荷葉(はっかよう)と称し、薬用や製薬原料、浴湯料などに利用する。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
撮影日:2024年8月5日 「荒川の岸辺近くに咲くシナガワハギの黄色い花」
マメ科シナガワハギ属の越年草でアジア大陸原産の帰化植物と言われています。漢字表記の品川萩の由来は東京都の品川付近で見つかったことによりますが、 元から自生していたとも、江戸時代末期にすでに入って来たともいわれているはっきりしない植物です。花は蜜がたっぷりとあるため、蜜源植物(蜂蜜を採るために使われる植物)としても利用されます。
撮影日:2024年8月10日 「飛んでいる赤とんぼ」
トンボも飛んでいるところを写真に撮るのは難しいです。今回は二枚ですが公開します。
撮影日:2024年8月9日 「ムラサキツメクサの蜜を吸うツマグロヒョウモンのオス」
ツマグロヒョウモン(漢字表記は褄黒豹紋)は、タテハチョウ科ヒョウモンチョウ族に分類されるチョウの一種。雌の前翅先端部が黒色で、斜めの白帯を持つのが特徴ですが写真は雄です。日本では1980年代まで近畿地方以西でしか見られませんでしたが、徐々に生息域が北上し2006年現在、関東地方北部でもほぼ定着し、普通種になりつつある。さらに、2000年代の後半から2010年代にかけて東北地方でも目撃例が相次ぎ、現在は福島県、宮城県、山形県でほぼ定着している。温暖化の影響でしょうね。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
撮影日:2022年8月29日 「ツマグロヒョウモンのメス」
二年前に撮ってあったメスの写真を参考として公開します。
撮影日:2024年8月10日「JR東北本線荒川橋梁を日光に向かって走る東武特急スペーシア」
東武鉄道の特急電車100系スペーシアは、2006年頃からJR線との直通運転を行っています。散歩中に姿が見えたので撮影してみました。
撮影日:2024年8月10日 「河川敷のマムシに注意」
この夏から川口市の荒川河川敷に立てられた注意書きの看板です。このヘビを見てイタズラしようとは思わないですね。
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